2019/06/28

本日は、最近入荷しました腕時計のご紹介をします。
1930年代~1940年代によく見られた28mmという小口径フェイスが現代では珍しく、魅力的。
ボリュームを感じさせるステンレス素材に対して、小ぶりのフェイス。
このアンバランスな見た目とアンティークを思わせるような風貌に惹かれて、WEEKENDER SHOPでも取り扱うことにしました。
ブランド名は、GS/TP(ジーエスティーピー)。
イギリスのメンズブランドTENDER のデザイナーWilliam Kroll氏のデザイン監修と、アンティーク時計を蘇らせる日本人の職人技との協業によって誕生したオリジナルウォッチコレクション。
GS/TPとはイギリス軍が1939〜45年に軍用懐中時計をバーリントンやオメガ、CYMA社等に依頼して生産していた際、ブロードアロー(イギリス軍の印)とともに時計の裏側に刻印していた名前に由来しています。GSTP(General service time piece):軍支給の時計といった意味です。
今回入荷したのは、3モデル。
↓「TEREGRAPH」文字盤:生成り
(オンラインストアーへの移動はアイテム名をクリック


針は60年代のユニバーサルのポールルーターサブのデザインをサンプリングし、ケースは316Lステンレススチール製で側面と裏ブタはヘアライン仕上げ、ベゼルは鏡面仕上げにして立体感を出しました。
スティール製のペンシル針は時刻を見やすくする為、ブラックダイアル用にはシルバー×ベージュの針を配しています。
裏蓋のGS/TPの刻印や厚みのある塗料を使用した文字盤も全て手作業によるものです。

リューズの刻み、フロッグのネジ止めのケースまで、古いヴィンテージの機械を使用して全て1つの工場にて生産されます。
ドーム風防には文字盤を拡大する役目もあり視認性を上げます。ミネラルガラスの中央には内側から〈G〉のエッチングが施されています。

ベルトの長さ調整も工具無しで可能です。
バネを広げて溝をスライドさせます。1コマ約4mmずつ長さの調整が可能。

「TEREGRAPH」は、今は亡きWEST END WATCH社などの20世紀初頭に生産されたモールス信号のオペレーター用懐中時計から影響を受けデザインされています。
時間を知らせるアラビア数字以外にも、アルファベットによって時間がわかる様になっており、午前は赤、午後は青で認識します。外周にある〈A〉は午前1時、〈Z〉で深夜0時を知ることができます。
↓「TEREGRAPH」文字盤:黒
(オンラインストアーへの移動はアイテム名をクリック)





↓「FRIED EGG」文字盤:黒
(オンラインストアーへの移動はアイテム名をクリック)

「FRIED EGG」は、コンパスに使われている東西南北表示を12、3、6、9時に置き換えて表示し、その他の時刻を<目玉焼き>で表示。メリハリのあるデザインが視線を集めます。






GS/TPは、小さめのフェイスなので、男性だけではなく女性からも好評いただいている腕時計です。
ご興味ある方は、ぜひ。
↓ちなみに、箱はこんな感じ。

かつてイギリス軍が使用していた地図を配しているみたいです。
・ケースサイズ:約28mm径 (リューズは含まない)厚さ約15mm
・素材:ケース・裏蓋・ベルト→ステンレス スチール
・フェイス:ミネラルガラス
・ムーブメント:クオーツ (日本製 セイコーエプソン)
・重量:約69g
・日常生活防水(防水はリューズがロックされた状態のみで発揮されます)
・メーカー保証:購入日より6カ月
・生産国:日本
・¥48,000 + tax
<実店舗>
WEEKENDER SHOP
東京都台東区蔵前3-18-7
open11:00 close 20:00
月曜日休み
03-5825-4609
info@noends.jp
<オンラインストアー>
http://weekendershop-online.jp/